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Dan Gillmor のことを梅田望夫さんは「シリコンバレーの良心」と呼んだが,ブログでもその善人ぶりを遺憾なく発揮している(タイトルにリンクしてある記事)。ピューリツァー賞をとるような良質な記事が今後も大ジャーナリズムからぼこぼこ生まれる可能性はあるのか,草の根ジャーナリズムにはどの期待できるのか,といった考察が付け加わってほしかったと思う。継続的に彼の記事を読んでいればわかることかもしれないし,前者に関しては本文中に期待として表明されているが,どの程度高い確度をもった期待なのかがわからないんだよね。
今年受賞したニューヨークタイムズの記事から連想したのが,日本の人材派遣というか製造業における請負の大企業クリスタル。去年スラッシュドットの日記でも書いたけど,日本の製造業の暗部を担っている会社で,派遣社員過労自殺裁判なんかで一端を覗くことができる。こういうのを赤旗以外の大ジャーナリズムはもっと取り上げるべきだと思うが,どうも腰が引けている。最近では,りさたんが表紙の AERA に載っていた(2004.2.23号)が,なんと「クリスタル」という社名を表示していなかった。裁判の当事者なんだから載せたって全然かまわないと思うんだけど,業務妨害で訴えられたりするのが怖いのかな。
こういうのはやっぱり大ジャーナリズムじゃないとカバーできない。「草の根」ジャーナリズムと言ったって,ブログはちょっと高級な草で,本人とか関係者が声をあげるための道具にはなりにくいだろう。というわけでダンと同じ結論。
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