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「いとしのレイラ」後半部の元ネタ

yomoyomoさんがトム・ダウドを題材にした映画について触れて,現在の視点からの歴史の書き換えについて異議申し立てを行っている。

そこで擁護されている(つまり世間的には不当に低い評価を受けている)のはDerek & The Dominos のドラマー Jim Gordon であるが,実はこの人も無罪ではない。

Layla の後半部のピアノの部分を実際に作曲したのは,ジム・ゴードンではなく,日本でもポップ歌手として有名なリタ・クーリッジ Rita Coolidge なのだ。ゴードンも協力して作ったらしいが。

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Rita Coolidge

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『レコード・コレクターズ』誌2004年12月号にインタビューが載っていて,そこで(リタの視点からの)真相が明かされている。それによると,パクられた曲のタイトルは Time という。リタにもドミノスに参加しないかという話があって,アルバムに提供する候補としてドミノスの面々に Time を聴かせたが話は立ち消えになり,その後突然ラジオから自分たちの作った曲が「レイラ」の一部になって流れてきたから驚いたという。もちろん彼女は作曲者としてクレジットされていないし印税など手にしていない。

彼女の義兄ブッカーTがそのことを知って怒り,妻(つまりリタの姉)プリシラとレコーディングをして発表したのが1973年 Booker T. & Priscilla Jones のアルバム "Chronicles" なのだそうだ。アマゾンには在庫がないようなので別の作品へのリンクを張っておく。

Booker T & Priscilla
Booker T & Priscilla
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このレココレの記事を読むまで,リタ・クーリッジが「LAスワンプのヒロイン」だったことなんか知らなかった。「レイラ」の印象的なエピソードと相まって,改めて興味を引かれたんだけど,結局そのまま音も聴かないでいたんだよな。これを期に今度こそ聴いてみるか。
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Comments

z | 2006/03/29 10:13 AM
古い雑誌もとっとけばたまには人様のお役に立てることもあるということですね。
yomoyomo | 2006/03/28 12:46 AM
リタ・クーリッジの話はまったく知らなかったのでためになりました
それにブッカーTが彼女の義兄だったとは

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ジム・ゴードンの悲哀 | 帰納法障碍 | 2006/03/31 04:44 AM
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