2004/09/18

ストライキ

とにかく今回のプロ野球のドタバタで経営者の皆様のどうしようもなさにはあきれるばかり。もうペナントレースの決着もつけなくていいし日本シリーズもやらなくていいから,選手会はとことんまでやってほしい。

この件に対するスタンスも一種の試金石になる…というかメディアに関しては要するに産経がダメだというのが改めて明らかになったぐらいでそんなに見てないんだけど,まっとうな視点として軸に据えられるのは,はてなのラジオプロデューサーの見解じゃないかと思う。仲俣暁生さんの「いまプロ野球界でおきているのは、大げさに言えば「近代」対「現代」、モダン対ポストモダンの間の闘争なのである」も興味深い。

ぼく自身ふだんプロ野球は全然見てないのにこの件に関しては妙に惹かれるのは,単に左翼の血が騒ぐというのではなくて,これをきっかけにして新しい批評の形みたいなものが現れてくる希望があるから,のような気がする。渡部直巳が少し前に朝日新聞でやりかけていた批評,後続がもっと出てくると思いきやそれは何と蓮実重彦だったというスポーツ批評のようなものが,今度こそ一つの流れになるという,何の根拠もない予感があるのだ。

野球とか競馬とか,スポーツ新聞の好む素材って料理のしかた次第でもっとおもしろい批評が可能だと思う。高橋源一郎なんかは結局そっち側に取り込まれてしまったような印象があるが。実はすでにネットの世界にはおもしろい潮流が現れていたりするだろうか。

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